ACRS

 

Advanced Regenerative Medicine

ACRS療法

自己サイトカイン濃縮血清(Autologous Cytokine Rich Serum)は、
患者様ご自身の血液から抽出した抗炎症性サイトカインを用いた、
次世代の再生医療技術です。

ACRSとは

自己の血液から抽出した抗炎症性サイトカインを濃縮し、
組織の修復と再生を促進する革新的な治療法

🧬

自己由来

患者様ご自身の血液を使用するため、アレルギーや拒絶反応のリスクが極めて低く、安全性の高い治療法です。

⚗️

高濃度濃縮

特殊な加温・遠心分離技術により、抗炎症性サイトカインを通常の数倍〜数十倍に濃縮することで、強力な治療効果を実現します。

🔬

科学的根拠

多数の臨床研究により、組織修復、抗炎症、疼痛緩和などの効果が実証されている、エビデンスに基づいた治療法です。

🎯

多様な応用

整形外科、美容医療、婦人科など、幅広い分野で応用可能な、汎用性の高い再生医療技術です。

作用メカニズム

ACRSが組織修復と再生を促進する4つの主要なメカニズム

🔥

強力な抗炎症作用

IL-1Ra、IL-10などの抗炎症性サイトカインが高濃度に含まれ、慢性炎症を効果的に抑制します。IL-1Raは炎症性サイトカインであるIL-1の働きをブロックします。

🧪

組織修復の促進

成長因子(PDGF、TGF-β、VEGF等)が組織の再生を促進し、損傷した組織の修復プロセスを加速させます。

🛡️

組織保護作用

細胞の酸化ストレスを軽減し、組織の劣化を防ぎます。特に軟骨や皮膚などの組織保護に優れた効果を発揮します。

💊

疼痛緩和効果

炎症の抑制により、慢性的な痛みを軽減します。変形性関節症などの疼痛管理に特に有効です。

治療プロセス

採血から投与まで、約3時間で完了する治療

1

採血

患者様から15〜20mlの血液を採取します。採血量は治療部位や目的により調整します。

⏱️ 所要時間:約10分 | 📍 通常の静脈採血と同じ手順
2

加温処理

採取した血液を特殊な加温装置で処理します。この過程で白血球が刺激され、抗炎症性サイトカインの産生が促進されます。

⏱️ 所要時間:約3時間 | 🌡️ 温度管理が重要なプロセス
3

遠心分離

加温処理後の血液を高速で遠心分離し、サイトカインが濃縮された血清部分を抽出します。

⏱️ 所要時間:約15分 | 🔬 専用の遠心分離機を使用
4

濾過・精製

抽出した血清をフィルターで濾過し、不純物を除去します。これにより純度の高いACRS血清が完成します。

⏱️ 所要時間:約5分 |品質管理の重要なステップ
5

投与

完成したACRS血清を目的部位に注入します。皮下注射、または塗布など、治療目的に応じた方法で投与します。

⏱️ 所要時間:約15〜30分 | 💉 局所麻酔を使用する場合もあります

PRP療法との比較

従来のPRP療法と比較した、ACRSの特徴

比較項目 ACRS PRP
抗炎症性サイトカイン 高濃度(通常の5倍) 通常濃度      
炎症性サイトカイン 大幅に低減 含有
抗炎症効果 ✓✓✓
組織修復効果 ✓✓✓ ✓✓
疼痛緩和効果 ✓✓✓
持続期間 6〜12ヶ月 3〜6ヶ月      
処理時間 約3時間 約1時間
適応範囲 幅広い(炎症性疾患に特に有効) やや限定的

ACRS療法の主な利点

患者様にとっての7つの大きなメリット

1

高い安全性

自己血液由来のため、アレルギー反応や感染症のリスクが極めて低く、安心して治療を受けていただけます。

2

日帰り治療

入院の必要がなく、当日中に治療が完了します。お仕事の休憩時間などに血液を採取して、仕事終わりに投与することが可能なため、日常生活への影響を最小限に抑えられます。

3

長期的効果

一度の治療で6ヶ月〜1年程度効果が持続するため、頻繁な通院が不要です。

4

身体への負担が少ない

最小限の侵襲で治療可能。手術と比較して身体への負担が大幅に軽減されます。

5

根本的なアプローチ

症状の一時的な緩和ではなく、組織の修復と再生を促すことで、根本的な改善を目指します。

6

薬剤依存の軽減

痛み止めやステロイドなどの薬剤使用を減らせる可能性があり、副作用のリスクを低減できます。

7

幅広い応用

整形外科、美容医療、婦人科など、多様な分野で効果を発揮する汎用性の高い治療法です。

適応症例

ACRSが効果を発揮する主な疾患と症状

美容医療領域

肌の若返り

シワ、たるみ、肌質改善。コラーゲン産生を促進し、肌のハリと弾力を回復させます。

美容医療領域

育毛・薄毛治療

毛髪の成長促進と脱毛の抑制。頭皮の血流改善と毛包の活性化を促します。

婦人科領域

更年期障害

ホルモンバランスの調整と症状緩和。膣の萎縮や乾燥などの改善にも効果が期待されます。

婦人科領域

慢性子宮内膜炎

子宮内膜の炎症抑制と組織修復。着床環境の改善により、不妊治療への応用も期待されています。

その他

慢性疼痛

子宮内膜症による慢性的な痛みの緩和。神経因性疼痛や線維筋痛症などにも応用可能性があります。

その他

創傷治癒

難治性潰瘍や術後の傷の治癒促進。組織修復プロセスを加速させます。

安全性と注意事項

治療を受ける前に知っておいていただきたい重要な情報

安全性のポイント

  • 自己血液由来のため、アレルギー反応のリスクが極めて低い
  • 添加物や薬剤を使用せず、自然な成分のみ
  • これまで重篤な副作用の報告はほとんどない
  • 多数の臨床研究で安全性が確認されている
  • 日帰り治療で入院の必要がない
⚠️

注意が必要な方

  • 重度の貧血がある方(採血が困難な場合)
  • 血液凝固障害のある方
  • 抗凝固薬を服用中の方(一時的な休薬が必要な場合があります)
  • 活動性の感染症がある方
  • 悪性腫瘍の治療中の方(主治医との相談が必要)
  • 妊娠中または妊娠の可能性がある方

考えられる副作用

一般的に軽微な副作用のみで、重篤なものはほとんど報告されていません:

  • 注射部位の一時的な痛み、腫れ、赤み(通常2〜3日で改善)
  • 注射部位の内出血(1〜2週間で自然に消失)
  • 採血に伴う一時的な倦怠感(数時間程度)
  • ごく稀に一時的な発熱(24時間以内に改善)

治療の流れと経過

初回診察から効果実感まで

Day 0

初回カウンセリング

医師による詳細な問診と診察。
期待される効果、リスクについて十分に説明します。

Day 1

治療当日

採血→加温処理→遠心分離→投与まで、約3時間。
投与後、問題なければすぐにご帰宅いただけます。

Week 1-2

初期反応期

注射部位の軽い腫れや痛みが見られることがありますが、通常は数日で改善します。
組織修復プロセスが開始されます。

Month 1-3

効果実感期

多くの患者様で症状の改善を実感し始める時期。
痛みの軽減、肌質の向上などが見られます。

Month 3-6

最大効果期

治療効果が最大となる時期。組織の修復が進み、症状の大幅な改善が期待できます。
症状や個人差により、この期間に追加治療を検討する場合もあります。

Month 6-12

効果持続期

改善した状態が持続します。
症状や個人差により、この期間に追加治療を検討する場合もあります。

よくあるご質問

患者様からよくいただく質問にお答えします

痛みはありますか?
採血時と注射時に若干の痛みを感じることがありますが、通常の注射と同程度です。肌への施術には、必要に応じて麻酔クリームを使用することもできます。治療後2〜3日は注射部位に軽い痛みや腫れが出ることがありますが、日常生活に支障をきたすレベルではありません。
何回治療が必要ですか?
症状の程度や治療目的により異なりますが、多くの場合、1回の治療で6ヶ月〜1年程度効果が持続します。重症例や広範囲の治療が必要な場合は、2〜3回の治療を推奨することもあります。効果の持続期間には個人差があり、定期的なフォローアップで最適な治療計画を立てます。
どのような治療がありますか?
ACRSの主な投与方法は、皮下注射(美容医療・育毛)、子宮内・膣内投与(慢性子宮内膜炎・更年期症状)があります。いずれも外来で実施可能な低侵襲な投与方法です。1回の採血で2〜3回分の施術が可能です。
保険は適用されますか?
ACRS療法は現在のところ保険適用外の自由診療となります。治療費用は部位や症状により異なりますので、初診時に詳しくご説明いたします。将来的には一部の疾患で保険適用が検討される可能性もあります。
治療後の制限事項はありますか?
施術によっては治療当日は激しい運動や飲酒を控えていただきますが、翌日からは通常の日常生活に戻れます。入浴は当日からシャワー浴が可能で、翌日から入浴も可能です。
効果はいつから実感できますか?
個人差がありますが、早い方で治療後2週間程度から効果を実感され始めます。多くの方は1〜3ヶ月で明確な改善を感じられます。組織の修復には時間がかかるため、最大の効果が現れるまで3〜6ヶ月程度かかることもあります。焦らず経過を見守ることが大切です。
他の治療と併用できますか?
多くの治療法と併用可能ですが、一部の薬剤(抗凝固薬、免疫抑制剤など)を使用中の方は注意が必要です。現在受けている治療がある場合は、必ずカウンセリング時にお知らせください。
高齢でも治療を受けられますか?
年齢制限は特にありません。むしろ、整形外科領域では変形性関節症など加齢に伴う症状に対して効果的な治療法です。高齢の方でも多くの場合、安全に治療を受けていただけます。
PRPとACRSのどちらを選べばよいですか?
炎症が強い症状や慢性的な痛みがある場合はACRSがより適しています。一方、比較的軽症の場合はPRPでも十分な効果が得られることがあります。診察時に症状を詳しく伺い、最適な治療法をご提案します。

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